ある日、きくとぶらり立ち寄った古本屋で
浅田次郎氏の「きんぴか」シリーズを見つけました。
あいにくシリーズ3冊のうちの(1)と(2)しか
ありませんでしたが、たしか3年近く前に一度
読んだだけだったけど、スゴク面白くて元気に
なったなぁということだけ覚えており、
即買いしたのでした。

朝夕の通勤に、その2冊はあっという間に
読み終えてしまいました。
時には満員電車の中で、こらえきれず
「ふふふっ」と微笑してしまうほど
やっぱり、これは面白い‥‥☆

散々きくにも勧めたのに、なかなか読み始める
様子がなく、今回の入院がきくにとって
初"浅田次郎" 初"きんぴか"となりました。

すっかりきくもはまってしまい、残りの1冊を
要求するほどでした(笑)

だから言ったデショーが!!  ̄皿 ̄

古本屋を2件ほど探し回りましたが、とうとう
「きんぴか(3)」は見つからず、明日また
病院に行く途中にでも、本屋さんで新品を
買って行くことにしました。
代わりに「鉄道員(ぽっぽや)」を買いました。
言わずと知れた映画化された作品です。
でも、本で読むとあっという間に読み終えてしまう
短編小説なのです。

あれをよく脚本化して2時間近い映画にできた
ものだと関心せずにいられませんが、
その辺は、名俳優・名女優(志村けんも出てましたね)
それからタイミング良く流れる「テネシーワルツ」が
間合いを絶妙につないでいるからなのか‥‥
話がそれていきそうだ‥‥ちなみにビデオで
5回以上は観てます。
ま‥‥それは機会があれば今度書きましょう。(笑)

で、短編小説なだけに「鉄道員」には何話か
入っているわけで、アタシは「ラブレター」が
けっこう好き。あと読み返してみたら
「うらぼんえ」もなかなか好き。
後ろのページの方で浅田次郎氏がおっしゃる通り
「奇跡」を集めた短編集ということで、
死んだ人がまた現れたりするような話だったり
するわけなんだけど、ストーリー的にアタシの
心をわしづかみしてくれちゃうワケで(苦笑)
泣ける本です。

一度読んだ本で内容がわかっているのにも
かかわらず泣けてきちゃうのは、やっぱり
涙腺が弱ってる証拠かしら‥‥  ̄▽ ̄; いやん
 
 

  + + + + + + + + + + + + + + + +

きくの回復状況は順調なようで、連休明けには
ギブスをつけられる見込みです。
早く帰ってきてほしいわ〜(涙)
ま、帰宅してからの方がいろいろと大変なんだろう
けどね。
この時期の独り寝は寒い‥‥もとい、寂しいよぅ。

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