あぁ~、この面白さ伝わらんかのォ。


相方にそれとなく勧めてみたのだけれど

「これ!すっごく面白いの!!」

と言うと、過度の期待から面白さが半減してしまうといけないのでー・・・

「ねぇ、本とかさ、読まないの?
 たまには読んだら??」って言ってみたんだけどね~

ハマれば読むそうなのだが、どうも気のない返事だった。


そりゃそうだ。ハマれば読むさ!

それに、相方は文庫本より漫画の方が好きみたい。



ちぇ・・・読み始めれば絶対ハマるんだけどな!
この面白さ伝えたいぜィ。
 

先週から思い出したように読み始めた。
これで何度目になるだろうか、久しぶりに夏から順に開いたら止まらなくなった。
朝夕の通勤と、ひとりランチの時。
今日は朝から冬を読み始めて、この後寝しなにあと一区切り読んだら終わる。
4冊目の秋で全4巻。


先代が現れる夏の巻が好きだけど、冬に登場する武藤嶽男、阿部まりあ、荻原みどりといった濃い人物たちもなかなか捨て難い。
特に、阿部まりあはきんぴかシリーズに登場する人物でもあり、愛読者としてはちょっとミーハーな気分になる。笑

それにしても登場人物もさることながら、厳寒の冬に反して話が濃い。笑
ボルテージ上がりっぱなしのまま、夏と秋の人物像を覆す忙しなさも少々。
それだけに一気に読み進めてしまったのだろうけど。
なんとなく、浅田氏も一気に書いたのではないか?という気さえする。



そういえば、夏だか秋だかうろ覚えだけど、いや、秋だったか。
安藤優子氏のあとがきも面白かったなぁ。
もちろん、従業員風の浅田氏のあとがきも読んでいて顔がほころぶ。


さ、冬を読み終えてしまおう。

グラスホッパー

2008年3月11日 読書
何冊かまだレビューしてない本があるんだけど、
最速で読み終えました、コレ。
 
だからというワケじゃないんだけど、
速攻でレビュー・・・笑
 
 
 
 
 
この作品、視点は3つ。前回読んだ伊坂さんの作品より視点が減った分いくらか楽だった(笑

妻の敵討ちを胸に秘める鈴木。仇の父である寺原が経営し、仇もいるその会社に社員として潜入に成功したところだったけれど、敵討ちではないかという疑いをかけられ、バレる寸前。
巨体の自殺屋・鯨。・・・正しくは自殺させ屋、なんだろうけど。物語終盤は、過去に自殺させた人々の亡霊をまるで相方のように平然と、能力の一部にしてる。
一家皆殺しとなるとやる気が倍増する殺し屋・蝉はナイフ使いの達人。岩西という男の指示にもとづいて「仕事」をしている。

グロイ。

車に轢かれる寺原のバカ息子にしても、首吊り自殺する梶の秘書にしても、描写が容赦なく・・・ぐ、グロイ。
比較的こういう表現には「強い」方だと自覚しているつもりだったけど、こう立て続けだとさすがに「二度読むには勇気が要る」レベル。
ただ、読みやすさと物語のテンポが先へ先へと好奇心をかき立てて、あっと言う間に読み終えてしまったのは事実 ^ー^;
 

「都会は特に」
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄    「穏やかに生きていくほうがよほど難しい」
そうだねぇ        ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
キリキリしちゃうことが多くなったなぁ、妙に攻撃的になっちゃう時が。
だからこのクダリにはどきりとした・・・笑
 

伊坂氏のまるでパズルのような複数の視点から書かれる物語は、とても面白く読むことができるけど、いつかそれも飽きてしまう時がきてしまうのかなァ。と、ちょっとその気配を感じつつ・・・いや、今のところ飽きてしまう予定は見当たらない。と自身を軽く説き伏せる笑
構成うんぬん、なんだかんだ言っても、水戸黄門だって飽きないもんね。
 

そして『神様のレシピ』なるキーワードはここにもありました。
「オーデュボンの祈り」がけろにとって初伊坂作品だった、のは決して偶然ではないのだけれど、すべての作品に盛り込まれているのではないかと思うほど、『しゃべる案山子』と共にかなりキーワード。
 
 
 
なかなか通り過ぎない回送電車が、その後の鈴木を案じさせる終わり方・・・。
わかった方がいらしたら、教えて欲しい。
「足の悪い田中」によると、幻覚の兆候であると言っていますよね。
「信号はたいがい見始めの契機で、列車は目覚めの合図だったりします」と。

 
 

                           
 
 
 
プリズンホテル3冊目 ^ー^;
ついに手にとってしまいました。
運良く古本屋さんで『春』が手に入ったので、待ちに待ったプリズンホテルの続きを読むことにしたのです。
 
 
 
 

 
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

 
 
「いいか小僧。死んでもいいというのと、死にたいというのは大ちがいだ。

  最高の男と最低の男のちがいだぞ。一緒くたにするな」


そう言い放ったのは、孤高のソロクライマー・武藤嶽男。
アルプス三大北壁の覇者。チョモランマの英雄である。
そして、いじめを苦に雪山にやってきた少年に、こう続ける。
 
「よおし、わからなけりゃ教えてやる。
  人間はな、死ぬのが不思議じゃないんだ。生きているのが不思議なんだ。

  山も里も同じことだ。人間は平らな道を歩いてたって、
      生きる意志を失えば石にけつまずいてもコロリと死ぬ」

                                      わぁぉ。
 

いつものキャストとあいまって、雪山の白い風景とともに武藤嶽男が冬のプリズンホテルの幕を閉じる。
春夏秋冬の全4巻。ようやく季節感がでたぞと感じながら読むことも出来たかな。
それはともかくとして、なんだか冬のプリズンホテルでは生死にまつわる話が多い。

末期癌患者ばかり相手にする鎮痛医療の医師・平岡。
平岡医師は末期癌患者の女性に懇願され、致死量なる薬を投与して安楽死させた。仲蔵がかくまう形でプリズンホテルに長居している。

前述の少年。いじめを苦に雪山にやってきた。安易にも自殺をするつもりであった。
運良く・・・か、悪かったのか、武藤嶽男に拾われて緊急的にプリズンホテルにやってきた。

それから「血まみれのマリア」こと救急センターの婦長・阿部マリアは、心のよりどころとしていた少女を突然失った。
失意のもと、静かな温泉を求めプリズンホテルにやってきた。

とどめは木戸孝之介。
清子が好きで好きでしょうがないのに、愛し方がわからなくなり、ついに清子を・・・っと、ここは書かないでおきましょうかね笑
 
 

武藤嶽男は「冬」にだけ現れたキャストではあるものの、放つ言葉には重みがある。ゆえに思わず台詞を抜粋。う〜む。山の男はでっかい。
特にお気に入りだったのは支配人のダメ息子、元族のアタマだったという繁が自殺志望の少年に「いじめっこ撃退法」を教えるというクダリ。
出てくる言葉づかいは相変わらずだけど、なんかイイ奴になってきてるじゃん、てね。そのギャップがまたいいのかも。
 
 
 

ちなみに、「血まみれのマリア」は『きんぴか』(全3巻/光文社文庫)に出てくる。
まるでドラえもんにパーマンが出てる〜!とか、ドラゴンボールにアラレちゃんが出てる〜!とかいう感じ笑
『きんぴか』はけろにとって「初浅田」でもあり、ここではワタシが法律よっ!!と医師も舌を巻くほどの姐さん婦長・血まみれのマリアはけろの好きなキャラのひとりでもある。
なんだかスゴイお得感を味わえた。
 
 
とりとめなくなっちゃったけど、総じてヨカッタ。
                          ぜひっ!
 
 
 

重力ピエロ

2008年1月31日 読書
 
 
 
 
 
 
 
 
 
春が2階から降ってきて物語は始まった。

「春」は「私」=泉水の弟の名前。
その弟が「2階から降ってきた。」という過去のとある思い出ばなし・・・というか事件か(?)
泉水と春は半分しか血のつながりはなく、というのも父親が違うからで、その父親というのは⇒レイプ犯。

普通は・・・普通だったらサ。え〜っと・・・普通はどうするんだろう?
そもそも「普通は」と口走ってしまう その「普通」ってなんだかよくわかんなくなってきたけど、レイプ犯の子供だからって堕ろされちゃう気がする。
ちょっと焦点がズレてるかもしれないけど、この独特のキャラ設定に、ものすごく心が鷲掴み状態に。なんだ?なんだ??

母親っていうのは元モデルで、父親は市役所勤務。
泉水が先に生まれていて、ごくごく幸せそうな家族に突如として起きた事件。
そんでもって、授かった命。

父親は妻から報告を受け、神にたずねる。神が答える⇒「自分で考えろ!」

このクダリに思わず「っ!?」正しい日本語かわからないけど、「ぎゃふん」ってこういう時に出るんだろな。
そうなのだよ。都合のイイ時ばかり神に頼るなかれ。
そして瞬時に父親が決意する。「産んでくれ」と。

前置きが長すぎた。その後もこの父のエピソードは出てくる。とにかくすごい父親だ。母親もなかなか。
伊坂氏もこんなところに着目する読者がいると思って・・・・・るかな笑

思ってるよね ^ー^;

 
 
 
 
 

物語はまるで短編集のようなつくりになっていて、初めは「あ、コレ、同じ登場人物を使っていくのね」と思った。
ちゃうちゃう笑 ひとつの物語やん〜。てな。

春は絵がとてもうまい。両親はてんでダメ、泉水もダメ。
小学生の頃、描いた絵が賞をとり、県庁に表彰を受けた絵を見に行ったエピソード「ピカソ」が、小気味イイ。
もっとも好きなエピソードでもある。

それから泉水と春の兄弟関係が、ものすごくイイ。
春は兄をお守りのような存在に思い、また泉水は弟を見守る。
時に捲くし立てられる兄。これもまたイイ笑

グラフティーアートと呼ばれる、いわゆる「街の落書き」と放火事件を表向きの軸に物語は進み、あっという間に終結した。
中盤はまるで推理小説のようで、あまりにも読み急ぐあまり、よく読めばまだまだ面白いところがあったのかもしれないが、ともかく先が読みたくなる展開に 手元が狂ってしまった。

物語の最後は、始まりと同じクダリに重なったけれど、
この家族はバラバラになった。
すごく絆を感じる家族だったのに、なんだか終盤の春は「そのため」だけに生きていたの?と切なくなった。

この兄弟もすごいけど、両親もすごい。
特に父さん。あなたスッゴイです!
 
 
 
 

ラッシュライフ

2008年1月28日 読書
文庫
伊坂 幸太郎
新潮社
2005/04
¥660
 
 
 
 
 
 
読み終えたとき、読み終えた感じがしなかった。
時間軸が混乱して、ただ左手にページがもうない。ことで、読み終わったんだということに気づいた。

いろんな登場人物が同時進行する物語。
こういう手法、なんて言うのか知らないけど、前作「オーデュボンの祈り」で慣れたのか きっと最後にぶぁーっと話がつながるんだ!と勝手に想像し、わくわくしながら読み進んだ。
・・・が、予想に反し 思ったほど彼らはつながることなく物語は終わった。

終わってみるとそれらはちょっとズレた時間軸であることがわかり、端々で微妙につながってくる。
それはそれで良かった。うん。

金で買えないものはないと言う画商の戸田と駆け出し画家の志奈子。
念入りに下調べをして実行する泥棒の黒澤。
河原崎という青年は、父が飛び降り自殺をしてそのしばらく後に新興宗教入りした。宗教の「神」とされている高橋とその右腕のような人、塚原。
京子はカウンセラーで、不倫中。相手はサッカー選手の青山。ふたりは、それぞれ互いの夫・妻を殺そうと計画している。
豊田はリストラされ、再就職しようにも40社連続不採用をくだされた男。ひょんなことから拳銃と柴犬まじりの野良犬を拾った。

ざっとこんな登場人物。共通の人物として「ガイジン」がいる。駅前で「あなたの好きな日本語を教えてください」とスケッチブックを持って立っている、そこそこ美人(らしい)の白人が全員のシーンに現れる。これがなかなか面白い。まったく目立たない人物だったのに終わってみると、あれ?あのガイジン何だったんだ・・・?と考える。
 
 
決してハッピーエンドではないし、中にはすっきりしない終わり方だと感じる人もいるかもしれない。(実際、この本を貸してくれた人はそんな感想を言っていた。)

けろにとって「何かを得た」気はしなかったけど、手の込んだ作りには唸るものがあった。
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 

 
 
 御注意

一、情報収集には万全の配慮を致しておりますが、不慮のガサイレ、
   突然のカチコミの際には、冷静に当館係員の指示に従ってください。
一、客室のドアは鉄板、窓には防弾ガラスを使用しておりますので、
   安心してお休み下さい。
一、貴重品はフロントにて、全責任をもってお預かり致します。
一、波紋・絶縁者、代紋ちがい、その他不審な人物を見かけた場合は、
   早まらずにフロントまでご連絡ください。
一、館内ロビー・廊下での仁義の交換はご遠慮ください。

                          支配人

 お客人 各位



プリズンホテルというのは通称で、本当は「奥湯元あじさいホテル」
「奥湯元あじさいホテル館内のご案内」とともに、館内案内図のページがいきなりある。
本当にありそうな名前だから、思わず検索してみたくなるよね。
それにしてもこの「ご案内」はありえない。いや、ありえる(どっち?笑)
浅田ワールドならありえる!
とーっても痛快。

浅田氏の作品は、だいぶ読んできた。それでもまだ半分もいっていないと思うけど、「ヤクザ」「元自衛隊員」という設定は もはやレギュラーキャラだね。
あ・・・、プリズンホテルはヤクザがいなきゃ始まらないやね笑

今はまだ「夏」と「秋」しか読んでいないんだ。
けろ、読むの早くて・・・ ^ー^; 「冬」まで買ってあるけど「春」が見つからないの。
はやる気持ちを抑えて、抑えて・・・現在「秋」でとめています笑

そうね。「夏」か「秋」か・・・と言ったら「夏」の話の方が好き。
先代の話が特に。
板長が先代をねぎらうクダリに、ほろり・・・ときました。

前述のとおり、「冬」と「春」はまだ読んでないんだ。でもおすすめです。

あとがきのところに浅田氏が従業員代表としてコメントがあるの。
一層リアル感を感じさせるよね笑
これもまた、浅田氏らしさなのかな。

 ぜひっ
 
 
 
少し前に読んだんだけど、書くのを忘れていただけ。
お気に入りの浅田氏の作品です。
そういや、これも映画になっていたね。浅田氏の作品はよく映画化されますねぇ。

確か、西田敏行と・・・えーっと ・・・・

面白かったです。 シンプルな感想で言うと。

興味のない人にまで勧めるほどではないけれど(そりゃそうか笑)とても読みやすい文章なので、読書は苦手だと人でも案外 さっくりと読めてしまうのではないかなぁと思います。

突然死してしまったのは椿山課長。子供が見てもわかる根っからのデパート店員。勝負をかけたセール初日の晩に死んじゃった。

椿山がたどり着いたところは、天国と地獄のはざまのような世界。最初は本人も気づいてなかったけれど。
現世より50年遅れぐらいの「役所」らしき存在がそこにあって、事務的に成仏手続きをしてくれる。生前犯した罪も「講習」を受けて機械的に「ごめんなさい」を意味するボタンを押すことで、天国に行けるというシステムらしい。

でも、納得のいかない人は 意義を申し立てて、正当な理由であれば黄泉がえることが出来る。そう。7日間だけ。
しかも、そのままの姿で現れると大問題なので、正反対の人(入れ物)が与えられるそうな。

・・・思い出した。伊東美咲だ。
椿山役の西田敏行は、現世に戻り「つばき」と名乗る女性になった。それが伊東美咲。

つまり、死んでしまった椿山だが 7日間だけ現世に戻り、納得して返ってくるという話。
・・・だけじゃつまんない?笑
ダイジョウブ、他にも納得がいかなかった人たちがいたのです。

ヤクザの男。子分を残し、殺された。・・・人違いで!笑
死ぬに死に切れないよね。
それから小学生の男の子。車にひかれて死んじゃった。
この子にも7日間が許可された。

7日間の約束は三つ。
正体を明かさないこと・恨みを晴らすようなことはしないこと・戻る期限の時間厳守。



ひとりひとり色んな人生。
物語では3人の周囲の人々が、部分部分で重なるところもあったり。
個人的には椿山の父が好き。すごい人だ。
 

人生一度きりだもんね。楽しまないとー・・・
 
 
「自分の投げた矢が絶対、的に当たっているものだと思っていてさ、
 それがてんで外れた地面に突き刺さっていたら、寂しいじゃないか」
「そういう時はだ・・・落ちた場所に、自分で的を書けばいいんだよ」

伊藤と日比野のこの何気ない会話。
なんか忘れたくなくて書きとめました。
物語に大きな影響はないとこなんだけどね。 ^ー^;
 
 
 
 

ちなみに文庫本の方で読みました。

文節ごとにあるちっちゃいイラストを目印に、場面展開をなんとなく感じつつ、軽快なテンポで 自身あっという間に読み終えてしまった一作。

「世間」と往来できるのは、代々熊親爺の轟の家系。荻島は100年以上ひっそりと取り残された島。
個性的な登場人物(そのひとりは案山子)。そう、喋る案山子→優午。ファンタジーな話かと思いきや違う。
冷酷無情な城山→残念ながら警察官。
人がやたらと死ぬ。桜という青年は島で拳銃を持ち、自分の判断で人を殺していい。いわば処刑人。ミステリーかと思いきや、どうも違う。

それから双子の美人姉妹。鳩マニアの田中という足の悪い男。体重300?のウサギという名の女は、とうとう動けなくなって市場に住んで・・・いゃ、根付いてしまったんだろうね。奥さんにぞっこんの郵便配達員の草薙。唯一まともそうな草薙の奥さん、百合ちゃん。反対のことしか言わない"元"画家の園山。

主人公は伊藤という男。城山から逃れて轟に拾われるようにして島にやってきたところから、物語は始まりました。
日比野という男が世話役となり、伊藤に島を案内したり案山子の優午に紹介しました。

優午は予知が出来る不思議な案山子。喋るだけでも不思議だけどね。
伊藤や島民に残した数々の「予知」というか「言葉」が、終盤になって一気につながっていくのが圧巻でした。
2回読むとそれは納得のいくものになり、著者がにやりとしているのが思い浮かびます。
「島に欠けているものとは?」というなぞが繰り返し出てきますが、それにはちょっと拍子抜け。
期待しすぎちゃいましたかね?笑 
 
 

そうそう。
著者の伊坂さん、意外と若い人でびっくりしました。
また別作を読んでみるつもりです。
 
 


ISBN:4106027674 単行本 伊坂 幸太郎 新潮社 2000/12 ¥1,785 既存のミステリーの枠にとらわれない大胆な発想で、読者を魅了する伊坂幸太郎のデビュー作。レイプという過酷な運命を背負う青年の姿を爽やかに描いた『重力ピエロ』や、特殊能力を持つ4人組の強盗団が活躍する『陽気なギャングが地球を回す』など、特異なキャラクターと奇想天外なストーリーを持ち味にしている著者であるが、その才能の…

 
 
はじめましてスナフキン
スナフキンの日記が本になりました。
ご家族の熱い気持ちとスナフキンへの愛情がつまった一冊。
ただの「日記」のようで・・・そうでないです。
笑いあり、涙あり。心に残る言葉もぎっしりつまっていました。

内容はblog(mixi)内の日記でつづられた面白おかしい過去の旅話や、スナフキンの書いた詩など。

けろにとってスナフキンは面識もないので、この本にある写真を見て「はじめまして」というほかなく、でもなぜかどこかで会ったことがあるような・・・そんな変な気分でした。
すでにmixiで読んでいるので、あらためてじっくり読むでもないのですが・・・かと言ってほっぽり出しちゃうワケでもないです。(アシカラズ ^ー^;)
なんか、本自体が「スナフキン」の存在であるかのように、今はリビングのソファーに乗せてあります。

本は新風舎というところから出ています。
取寄せになったため、また発売まもないせいか流通がままならず、かなりてこずりました。
※実際手に入ったのは10月も末近くになってしまいましたが、発売日である2007年10月2日付けで追記しました。

10月2日は、スナフキンの命日でもあります。(2005年)
ご家族の気持ちがこんなところにも・・・ね。

 

◆参照
スナフキンという青年(けろだる過去の日記)
http://diarynote.jp/d/29421/20060524.html



 
 
 
 
「レビュー」なんてたいしたことは
書けそうもないので、読書記録と
しておきます。 ^ー^;
 
 
 
 

現代(明治初期)と幕末と場面を行き来しながら物語は進む。
南部(盛岡)を脱藩し、いつしか新撰組に。
そこで隠れた偉才を放つ吉村貫一郎の物語。
・・・正直歴史は苦手(笑
始めは南部訛りの台詞と時代劇言葉に読みづらさを感じましたが、
下巻に到達する頃にはだいぶ慣れ、南部訛りの台詞には目が潤むほどに・・・。

「義」と「武士道」の矛盾を抱えながら、当時大変な罪であるとされた脱藩に走る貫一郎。貧しくとも文武両道、かつ真っ正直。
家族を守る、守りたいゆえに選んだ道。

新撰組と言えば、土方、近藤、斉藤、沖田・・・数々有名人もいる中で、
焦点は吉村貫一郎に。 浅田氏の目の付け所、ここにアリ。 −ω− う〜む。

そして物語中、現代ではある男がこの貫一郎について訪ね歩く。
時には手紙も使う。
貫一郎を知る人物として、新撰組の生き残りも登場する。
1、2、3・・・全部で5人くらい出てきただろうか。一番面白く読めたのは・・・3人目かな。斉藤一。個人的にね。

大野次郎衛の息子・千秋には参った。
かつての時代は本当にこんな若さでここまで行動でき、判断することが
できたのだろうかと、心底唸ってしまう。。。

なんだかすごい男たちが次々登場する。・・・そして泣ける。T∀T
特に、次郎衛が吉村貫一郎の息子・嘉一郎を追い返す場面、
かなり没頭し読んでいたらしく、外出先だったにもかかわらず
涙が溢れてしまい大変でした。。。
友情と家族愛とを心の奥の奥まで染み込むように感じることが
出来た一冊。

                 ぜひ。
 
 
 
《光》ポジツアーと《影》ネガツアーのツアコンのふたりは元夫婦。
このツアーを成功させないと会社は倒れてしまう。
現在のカレである社長のためにポジツアーを元妻が、
元妻を助け手伝うためにネガツアーを元夫が担当し、2つのパッケージツアーをありえない方法で強行することになったお話。

 
 
 
 
 

タイトルだけだと、なんだか歴史読み物のようで 手を出しづらいオーラが・・・
(歴史読み物はちょっと苦手なのダ。笑)
でも中身はさまざまな登場人物と人間模様が網羅されていて、浅田節に期待がかかります。なにしろ上下巻の上巻。


     << 中略 >>
  

さぁ、下巻。
上巻と同じ書き出しで始まる・・・
・・・・ん?そういう手法なのかと思いきや、読んでも読んでも見覚えのある内容。
それもそのはず、下巻だと思って読み始めたのは『上巻』だった。

つまり・・・

           上巻を2冊買ってきてしまったというわけ。

   チ〜ン♪     −ω−;
 
 
 
 
 
浅田次郎著
久しぶりにまた手に取りました。
「浅田本」w
人情厚い(熱い?)ストーリーが
この人の得意技ではないかと
けろは思います。
 
 
 
 
この「地下鉄(メトロ)に乗って」は今秋映画となります。
10月21日ロードショーだそうです。
そんな制作発表記者会見のニュースをTVで見て、「浅田本」を
読みたくなったのです。

父と息子。母と息子。兄弟。夫婦。日陰の恋愛。戦前の東京。
戦後のすさんだ東京。それと・・・つねにベースにある地下鉄です。
地下鉄が鍵となって織り成すヒューマンドラマ+ちょっと切ない
ラブストーリーが混在した物語。
これが映画でどう演出されるのかが、少し楽しみ。 ^ー^*


あらすじ(公式ページより)
地下鉄だけが知っている、時を越えた美しくも儚い運命

重いスーツケースを抱え、いつものように地下鉄の駅に降り立つ長谷部真次。小さな会社の営業マンとして一日歩き回った帰り道だ。
地下鉄を歩きながら、携帯電話のメッセージを確認すると、弟から父親が倒れたというしらせが入っていた。入院がニュースになるほどの巨大な企業を一代で立ち上げた父とは、高校を卒業してから、もう長らく会っていない。
真次が初めて父に強い反発を覚えたのは、まだ中学生だった頃の、まさに今日だった。横暴で威圧的な父と喧嘩した兄が、家を飛び出し 還らぬ人となったのだ。

過去に思いを馳せながら、地下鉄のホームに続く地下道を歩き始めた真次は、前方を横切る男があの日の兄に見えて、思わずあとを追いかける。

階段を上がると、なんとそこはオリンピック開催に沸き立つ昭和39年の東京。しかも兄を失くした”運命の日”だった。

  (中略w)

その後無事に現在に帰還した真次の奇妙なタイムスリップは一度きりではなかった。



あらすじを見る限りではあまりぱっとしない・・・?(ぉぃw)
もともと「浅田本」が好きだから というのはもちろんだけれども、
けろは普段地下鉄を利用しているためか、ちょっと親近感を
抱いたというのも手に取った理由のひとつ。
 
 

あまり詳細を書かずにこの作品の感想を言うのはツライw

んー・・・・・と。
「鉄道員(ぽっぽや)」や「ラブレター」よりわかりづらい。 
なにしろ主人公小沼真次(映画では長谷部なの?)はちょっとひねくれている(笑
複雑な家庭環境も、平凡に育ってきたけろには彼らの気持ちを
読み取るには難しい部分がありました。 
 
タイムトリップして過去の時代の父や家族に遭遇するなんて
まるでハリウッド映画のようなストーリーは、けろの持つ浅田氏の
イメージとはかけ離れてはいたけれど、純粋にとらえて読み進めると
真次にとって威圧的で薄情でしかなかった父。
想いが徐々に変わっていく様に心奪われます。

似たような関係になってしまってる人はいませんか?
これを読んだら、お父さんに対する気持ちが変わるかもしれませんよw
 
 
やがて、何度も過去に行く主人公真次に、あっと驚く真実と結末が。
 
 
 
 

けろ、コピーライターになれるかしら?(笑 冗談です^ー^;
映画では当然のごとく原作と変えてある部分があると思います。
ダヴィンチコードもそうでした。本を先に読んで失敗だった時も
あれば、そうでない時もありますが・・・
鉄道員(ぽっぽや)のような短編が映画になったのは
よくやってくれた!と思ったものですが、これはまるまる1冊分のお話。 
あまり削られすぎないで欲しいと切に願います。
 
 
 

映画『地下鉄(メトロ)に乗って』公式
    http://www.metro-movie.jp/
サイトのBGMに流れるピアノの音色がステキです・・・。
 
 
 

 
いつだったか英語の得意な友だちが
言っていたのを思い出しました。
『ダビンチコード』って知ってる?
--- ( ゜ ∀ ゜ )? なぁにそれ?? とけろw

 
 

なぜ「英語の得意な」なのか・・・それは彼女が洋書⇒英語のまま読んで
いたからです。
映画好きの彼女はセンスもイイ。
以前、仕事のためハワイに暮らしていた彼女は、日本で公開する前の
映画について「これはイイよ」と前もってお知らせしてくれたり
したものでした。
この「ダビンチコード」についても(これは映画じゃなくて本だけど)
面白いよ〜とお勧めを受けていたことを不意に思い出したのです。

思い出す引き金となったのは、さらに別な友だち"たち"。
最近になって複数の友だちが 口々にダビンチコードの話をし始めたのです。
クチコミってこういうことなんだなぁ〜と思いつつ、今朝・・・
なにやら取りつかれるようにして本屋さんに足がw

ちなみにダビンチコード、読み始めたの〜 ^ー^♪ と会社の友だちに
言ったら、「ワタシも読みました〜」だって。
あは・・・ ΣΣ(゜∀ ゜ノ)ノ ここにもいたw
 
 
読もうと思った決定打は「文庫」になっているコト。
ハードカバーのバイブルサイズは、どうも持ち歩きが不便 ^ー^;
文庫本サイズだと通勤に持ち歩くにはちょうどいい・・・
そしてお財布にもちょっぴり優しい(笑)
 ⇒だけどハードカバー(上)(下)の2冊に対し、
  文庫だと(上)(中)(下)の3冊になりました・・・。

 
 
世間にさわがれる話題作には多少の興味は持っても飛びつきはしません。
むしろ毛嫌いする方向にいくこと多しw
過去例を出すと・・・タイタニックや韓国ドラマね ^ー^;

でも
今回のダビンチコードはけろの信頼置ける知人友人たちのクチコミですから
そう言った意味で、話題作にはもっぱら飛びつかないけろだけど
そこには一応 微妙な感じ方・とらえ方の違いがあるみたいw
思わずけろも読みたいと思っちゃったんだもの。
 
 
 

物語は閉館後のルーブル美術館で起きた殺人事件から始まります。
一気に思考がパリに飛びました・・・・面白い本には没頭しすぎる傾向アリw
かくして けろの毎日の通勤時間は思考のトリップの連続となりそうです。^ー^*
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
【気に留めておきたい一節】

・・・自分の選択する力を賢く使いなさい。

   憎むより、愛することを選びなさい。

   泣くより、笑うことを選びなさい。

   破壊するより、創造することを選びなさい。

   あきらめるより、忍耐することを選びなさい。

   人のうわさ話をするより、褒めることを選びなさい。

   傷つけるより、癒すことを選びなさい。

   盗むより、あたえることを選びなさい。

   ぐずぐずすることより、行動することを選びなさい。

   堕落するより、成長することを選びなさい。

   呪うより、祈ることを選びなさい。

   死ぬより、生きることを選びなさい。 
 
                         
 
 ちょっとメモっておきたかったの・・・ ( ・ω ・。)
 ISBN:4569579167 文庫 菅 靖彦 PHP研究所 2003/03 ¥580
 
 
ちょっと可愛らしすぎる
表紙ですが、内容は濃いです。

たまにクビをかしげたり
理解できないままのもありますが、
唸りながら読んでいる自分がいたりします・・・・・。 (´д `*)
 
 
 
一番身近に、かつわかりやすく、かつ胸に留めておきたいと思ったのは
この言葉でした。

  別 嬪 も
       笑 顔 わ す れ り や
                  五 割 引 き


最初は笑っちゃいました・・・けどね、ホントです、コレ(笑
ちょっと出来の悪い面でも、笑顔はどんなお化粧にも勝ります (´∀`*)♪
このページには常に見ることが出来るよう、しおりを余分にはさんであります(笑 
ちょぃと持ち歩くにゃ重たいですが、最近頑張って持ち歩いて時間がある時に
読み返したり、目を通しています。なにしろ100ありますから。
 
 
 
さてこの本・・・。
 
以前手許にありましたが、ひょんなことで離れてしまったため
 ──てか、けろのぢゃありませんでした、そういゃぁ・・・w
購入するに至りました。
お得意のamazonでぶらついていたところ、「1円」って出てたんですゎ。
これはamazon内の「マーケットプレイス」(?)に入っている別業者が提示してた金額。
送料はけろが負担でしたけど、それでも全然安〜いっ Σ(゜Д ゜)ノ

でね、淡々とクリックしていくうちに・・・「あ、買えちゃったw」て感じ。
・・・どうもオークションでもないらしい。さらにその後1週間もしないうちに
本が届いたではありませんかっ!? けろはニ度驚きましたょ(笑
送料はこちらが負担したとはいえ、ちゃんと梱包されてるし人件費も費やしておろうに。

ここまでくると「1円」で売っているその業者は、どうやって儲けているのだろうかと
不安というか、疑問というか、興味津々なわけですよ(笑
どなたかこれを解決して、けろをスッキリさせて下さいませんか? ヾ(´∀`;)

ISBN:492525300X 単行本 高森 顕徹(たかもり けんてつ)
1万年堂出版 2000/10 ¥1,300
 
 
久しぶりに浅田氏の文庫を
手に取りました。
古本じゃなく購入したのは
とても久しぶりのことです。
 
 
 
 
全八篇の短篇集 *.♪。☆*・゜・*♪ *.♪。☆*・゜・*♪

 シエ(xi`e)
 姫椿
 再会
 マダムの咽仏
 トラブル・メーカー
 オリンポスの聖女
 零下の災厄
 永遠の緑

*.♪。☆*・゜・*♪ *.♪。☆*・゜・*♪ *.♪。☆*・゜・*♪
 
いきなり1話目でやられました (ノ_・。)
折りしも朝の通勤電車の中・・・ハンカチを出さずにいられない
状況に陥れられました(ぐはw

     ▽▼▽ネタばれご注意▽▼▽

 
 
 
         ▽▼▽▼▽ 
 
  
 
 
 
 

 
 
 
 

シエは中国の伝説の生き物。人の不幸を食べて生きてきました。
飼い猫を失った鈴子のもとへ、ひょんなことでやってきました。
鈴子は施設で育った経緯を持ち、かつ、ろくでもない男の半ばいいなり状態。
不幸をしょって生きる彼女が言う「幸せ」とは「淋しくないこと」

シエは今までで一番鈴子の不幸が、悲しい涙がおいしかったと
言い残し、これからは大丈夫だから自分は死ぬよと言い出します。
鈴子は幸せになりたくなんかない、シエと一緒に暮らしたいと
訴えますが、ついにシエは息絶えてしまうのです。

 
すっかり自分を鈴子に置き換えて読んでいました。
でも、お昼休みに職場の女の子に読ませたところ、彼女も涙ぐんで
帰ってきました(笑

シエ・・・せつなすぎるぅ ><っ

あと、個人的に「マダムの咽仏」が好き。
かっこいいです、マダム・・・・!
その他は〜、何回か読めば理解できるかな・・・・はははw


【 追 記 】
飼い猫が死んでしまったOL、経営に行き詰まり、死に場所を探す社長、三十年前に別れた恋人への絶ち難い思いを心に秘めた男、妻に先立たれ、思い出の競馬場に通う大学助教授…。凍てついた心を抱えながら日々を暮す人々に、冬の日溜りにも似た微かなぬくもりが、舞い降りる。魂を揺さぶる全八篇の短篇集。
 
 
文庫
乙一
集英社
2000/05
 
 
 
 
へぇ〜2000年って5年前じゃん。
けっこう前の作品だったんだねぇ〜、とちょと驚いてみたり。

職場で席の近いコが不意に貸してくれたのがきっかけでした。
ふぅ〜ん・・・と言いつつ手にとって、その日はそのまんま。
で、翌朝通勤の時に読み始めたらアーっと言う間に読んじゃったw

タイトルになっている「夏の花火と私の死体」と「優子」の2話。

「夏の花火〜」はあっという間に読めてしまいました。
次々にくる展開に、早く早く!とアタシが急いで先を読みたくなるような感じ。
話に出てくるのが小学生なので、行動パターンも把握しやすいからかなぁ。
あぁ〜んヤバイ!というギリギリの切羽詰った感じが快感な人は好きになりそう。

「優子」は話の終末にへぇ〜となった。「夏の花火〜」もあるんだけどね。
 (本当は落ちやどんでん返しの有無すら、読んでいない人には教えたくないし、
 アタシだったら知りたくない〜 ^−^;)

一体どっちなんだぁぁー??と惑わされる感じが心地よい気味悪さを
醸(カモシ)しだしている話でした。

どうもこの一冊はこの人のデビュー作品だったらしいよ。
この後の作品もちょと気になるそんな後味をひく、興味深い話を
作り出す人ですね、アタシにとって。ホラーサスペンスってか、サイコ?
ううーん、よくわかんないけど、久しぶりに「おぉぉ・・・」な一冊でした。

ぜひ。
 
 
 
 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

>都わすれさん
 気づくの遅くてごめんなさい。
 ペット大好き親ばか繋がりって感じかしら(笑)
 都さんの日記にはたくさんの方が訪れるんですね〜^−^
 アタシもお邪魔させていただきますね♪
 
 

コンパニオンバード。
それは
我がコ、オカメインコも
そうなのよん。
 
 
 
 
 
驚くなかれ、この『コンパニオンバードno2』には
ラーメンズの片桐さんが載っているそうな! Σ(゜ロ ゜)ノ
早朝から衝動買い。

早く届かないかな〜ん♪
 
 

まっくろヒヨコ

2004年5月8日 読書
←けっこうグロイ
 いや、かな〜り
 グロイ大人の絵本。

 でも・・・・・
 ある意味子供も読んで
 良いかもしれない・・・・・  ̄∀ ̄:

 
 
この本に出会ったのは先月のお話。
きくのバンドメンバーのえりチャンのバースディプレゼントを
探していた時でした。
今更だけど、画像を見つけたので日記に
記しておきたいと思いました。

 
そう、絵がかわいいのです。とても。
……内容に似ツカワズね。ふっふっふ・・・
たくさんの黄色いヒヨコの中に1匹の黒いヒヨコ。
なぜ自分だけが黒いのか納得がいかず、本当の両親を
探し求めてさまよう「まっくろヒヨコ」ちゃんのお話。
かわいい絵にすっかり眼をうばわれ、話に没頭。
(ちなみにこの時、立ち読み状態。ごめんなさい

 かぁ〜わいー!
 
 かぁ〜わいー!

 かぁ〜わいー!
 
   ・
   ・
   ・
   ・
   ・
 
 あ”・・・・・・・・・・。    みたいな(笑)

 
 
えりチャンのバースディプレゼント決定!!
 
 
 
本屋さんで見かけたら、ぜひ立ち読んでみてみて〜
 
 
 
 
 ←はい〜♪
  三国志〜!!
  6冊目に突入記念です。
 
 
 
 。・゜゜・。。・゜゜・。。・゜゜・。。・゜゜・。

アタシが読書するのは通勤電車の中が99%。
朝夕往復、乗り換えも含めて約2時間。
ですが、満員電車の中ではあまりに混み過ぎて
読んでられない時もあります。
それから、大音量のイヤフォンに気分を害して、
本を閉じてしまうこともあります。
いろいろありますが、ついに6冊目。

 
今までゲームでしか三国志の世界と接することは
なかったんだけど、こうして物語として読んでみると
(まだ途中なんだけど……)人物像がより具体的になります。

ゲームで好きだった武将は、呂布、曹操、甘寧。
そう、強いキャラとして。
あと女武将キャラたちも育成担当者として好き。
でも、本を読んでみたら劉備、関羽、張飛が好きに
なりました。アタシも単純なヤツです……。

本を読んでみて、周愉って意外とヤなヤツ〜とか
ゲームでは脇役のような武将も、重大な役どころだったり
いろんなことがわかったりして面白いです。

全部で8冊ある中での、ようやく6冊目なわけなんですが
武将達の…なんていうか「かけひき」みたいな、
敵味方とか、太守だの軍師だの
なんだか「企業」や「会社」と似ているなぁ〜と
つくづく思いました。
三国志なのであっさり首を斬られてしまったり
するんですが  ̄▽ ̄;  現代でいう「クビ」にする
っていうのはこういうことなのでしょうかねぇ…… 

 
 
 
 

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