きくがまた新しい機材を買いたいと言い出しました。

「あ"ぅ‥‥(しばし葛藤)‥‥いくらかかるの?」


この「葛藤」を解説しよう!!  ̄▽ ̄ ノ"

 これからの音楽活動に機材の投資は不可欠。
 でも機材を投入するには費用がかかるわけで、
 この費用はアタシがたいてい前貸し。
 今のきくの借金に上乗せ。
 つまり"返済が終わったら結婚"の約束が
 達成される日が遠のき‥‥うぐぁ!!
 アタシはまだ嫁に行けないのか!?
 でも、機材は必要‥‥。(一行目に戻る ↑)


きくからのこういった"申し出"は
いっさい断ったことがないし、断りもしないけど
結婚が延びてしまうことには奥歯をかみしめる
思いです。
けろの両親も早く孫の顔が見たいとじりじり
せまっているだけに、(っていうか結婚が先だろう?)
ちょっと両親にも申し訳なく思っています。

結婚の話は押しとどめ、話題は子供のことに移り‥‥

アタシはどうしてもきくに体力的制限があることを
理解してもらいたかったのですが、
きくには歳のことばかり気にしているようにしか
感じてもらえなかったようです‥‥。
それに、わかりきったことだけど
子供を持つにはきくはまだ若い‥‥。

けろの人生についてちゃんと考えてくれてるのか?
という問いに対して、きくは初め考えてると
答えましたが、最終的には
他の人の人生について考えたことがなかったと
言いました。

けろはこの晩、初めて泣き出してしまったのでした。

ただでさえ、若いお母さんになりたかったのに
40歳で初産とかだったら‥‥
実際、ありえそうな話だけに笑えない‥‥。
「好きな人と人生過ごせれば
それで幸せなのかもしれないけど、
でも女として(生まれてきたからには)
子供は産みたいよー‥‥」
別に今すぐ欲しいわけじゃないんだけど
"子供が産めない人生"なんて‥‥
そんな言葉が頭に浮かんだ瞬間
悲しみが津波となって押し寄せてきて爆発!!
言葉がつまって涙になってしまいました。
あぁ、不覚!!
泣くつもりなんか全然なかったのに!!

「別に答えてくれなくてもいいんだけど‥‥」
と前置きをおいて、子供を持てる日が来るのか?
これに答えが返ってきました。
それが「三年後」でした。
「三年後のアタシ」、満面の笑みで太鼓腹を
たたいているでしょうか‥‥?


ちなみに結婚は‥‥
今の返済状況のままで計算すると‥‥に、20年後です(泣笑)



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