今朝の事件簿

2005年5月23日 日常
いやぁ〜まいった、貧血
満員電車のドアの片隅に寄りかかりウトウトしていたら、
突然それの気配・・・みるみる内に血の気が引いていくのがわかりました。

乗換駅まであと2駅。
気のせい、気のせい・・・・そんな呪文は到底効かず、またたく間に
アタシは人混みの中、見事にしゃがみこんでしまったのでした。
満員電車ですぜ?≡∀≡;
なんて迷惑なヤツだと思われてるんだろうなぁ・・・・・・
そんな思いがかけめぐる。

乗換駅まであと1駅。
ここで降りちゃおうかと思ったけど、わずかに回復した体力を
振り絞って立ち上がりました。せめて乗り降りの乗客の
邪魔にならないようにと、出来る限りの平静をよそおって。

乗換駅に到着する頃には、わずかに回復した体力以上に
体力を使い果たしていました。
転げ出るようにホームへ→ペンチが見当たらずその場で
再びしゃがみこむ→が、乗り換えの乗客の邪魔になると
再びよろよろ歩き出しました。

結局ベンチは見つけたものの、なぜか満員御礼(誰がお礼するのか!?)
なんかの物陰にひっそりとしゃがみこみ、体力の回復を試みること数分。
こんなとき、関西人は絶対声をかけてくれる。
関東人は冷たい・・・・そんなことを考えていたっけ。
しば〜らくして、駅員がアタシを発見。あるいは誰かが知らせて
くれたのかもしれない。
事務所に行って少し休まれますか?と駅員は声をかけてくれたのでした。
この駅は階段が複雑に入り組んでおり、長〜い階段の中腹に
その事務所はありました。
からくり屋敷ならぬ、からくり駅だw

貧血の時はなぜかたいがい下痢を併発します。
トイレに行かないと・・・駅員さんに先にトイレに行きたいと申し出るが
事務所自体がまず遠い。≡∀≡; 駅員はスタスタ行ってしまう。
事務所に行く間に3回も立ち止まらなくてはなりませんでした。
こんなにヒドイのは初めて。
立ち止まって頭をさげると血がめぐり、意識が戻ってくる。
そうしないと意識がとんで、ぶっ倒れてしまいそうでした。
ようやく事務所に到着、ソファーを簡易ベッドにし毛布と枕を
用意してくれました。

こっちは必死。化粧のチークが裏目に出たみたい。
こんなに血の気が引いているというのに!
いや、トイレ!トイレ!トイレに行きたいんだよぅ・・・≡∀≡;
再度の訴えに、駅員さんは職員用トイレを案内してくれましたが
これまた事務所から50メートルくらいある!
アタシには500メートルに感じたのは言うまでもありません。

10分以上こもっていたか、ヘタに動くとまた血の気が引く。
会社に電話しなくちゃと、どうにかトイレを後にした頃には
もう始業時間までわずかという時刻でした。

事務所のソファーに戻ると、住所・名前・電話番号を書いてねと
紙を渡されました。
ところが、どうしたことか字が書けない!
手がぷるぷると小刻みに震え、ペンを持つ手もおぼつかないのである。
こりゃまずい。30分か1時間くらい休ませてもらおうと思いました。
まず電話を済ませようと、会社に電話→様子を見てまた電話します。
とだけ伝え、電話を切ったら駅員さんにそうお願いするつもりでした。
ところが、電話をしている間に女性がひとり数十分前のアタシのように
へろへになって駅員さんとともにやってきたのです。
電話しながらもその状況に気づいたアタシは、アタシのために用意された
簡易ベッドをどうぞとジェスチャーすると、女性はもろくもそこに
崩れるように倒れこみました。

さて、電話が終わったアタシ・・・・寝る場所がなくなった。(苦笑)

帰るにも自信がない。

目の前にゆがんだ顔で横たわる女性。

・・・・・会社行こ。

必死だったので、介抱に当たってくれた駅員さんがどの人だったかも
わからないなか、「ありがとーございました。」と力なく、
それでもそれなりに深々とお辞儀をして事務所を後にしたのでした。

ポカリスウェットを片手にぼさぼさになった髪、30分遅れで出勤。
大丈夫かぁ〜と口々にみんなが声をかけてくれ、
その二言目には「これさ〜」と仕事の話。
自宅と会社、どっちが帰る場所だったのか・・・・。

お昼前に生理が来ました。
原因はコレだったのかーーーーーーーっ!?
オンナって!オンナって!!!!     。・゜・(つд`)・゜・。
 
 

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