生きている 今 私は生きている

人は皆 命の音を刻みながら生きている

時には人の優しさに涙流し 世の矛盾に
心揺らしながら

私達は今日を生きている
生きている

生きているのだから 死に逝く その時まで
せめて その時まで 笑っていたい

PS 明日 晴れたら
    海に行こう。


 

その名の通り、旅をこよなく愛し楽しむ 青年"スナフキン"は けろにとってblog仲間。
旅のコミュニティーサイトで知り合った ネト友・・・というんでしょうかね。
だから会ったことも、電話とかで話したこともありません。
 
 

"スナフキン"の書く日記には、かつて訪れた国・街での珍道中や武勇伝などが
ユーモア満載に書かれていました。その面白さに、ありえなさwに
どんどん"スナフキン"のファンは増えていきました。

たまたまけろのAus時代の友だちが、カレのように"スナフキン"と自分を
称していたので、ひょっとしたら…と声をかけたけれど、あいにく人違い。
でも、あまりの面白さに、いつの間にかけろもファンのうちのひとりになっていたのでした。
 
 

その日記が途絶えたのは昨年の8月。
けろを含めほとんどの人が「また旅に出たんだ」と思っていました。
それから9ヶ月・・・待ちに待った日記の更新。

ところが日記の更新はカレのお兄さんによるものでした。
昨年10月に他界したと・・・。
心臓移植を受けなければ助からない病気、かつ 国内の移植は例が少ないことを
知りながら入院生活を送っていて、8月に雷により 病院内のネット環境が不能になり、更新がストップ。

そんなこととはつゆ知らず。さらに2ヵ月後の10月、それは起こりました。
病院内の事故で突然逝ってしまった・・・とのことでした。
 

上の詩は、お兄さんが病院から持ち帰ったお薬の袋に書いてあった
"スナフキン"の詩だそうです。
お兄さんが"スナフキン"のblogに載せてくださいました。
「奴がこの世に居た証だと思う」「広めてあげてください」と。
 

blogなんて、好きな時に始めて 好きな時に辞めれる。
悪い言い方をすれば、飽きたら辞めちゃえばいいんです。
気まぐれで更新がなくなる人も多々いる中、なぜか"スナフキン"は
旅で不在なんだ、そのうちまたひょっこり現れて ありえない話を
聞かせてくれるんだ、とけろだけでなく きっとみんなも待っていたに
違いありません。

時には感慨深いことも書いてありましたが、基本的に抱腹絶倒の
それはそれは楽しい日記でした。書き込みコメントは数知れず、
それに返す"スナフキン"のコメントにも頭があがりませんでしたw

おそらく誰よりも旅することが好きなカレが、病院という箱の中に
閉じ込められているのは ものすごく不本意でならなかったと思います。
それなのに、楽しかった旅の出来事をひとつひとつ思い返して、
懐かしい思いでベッドの上で書いていたのでしょう。

けろなら自暴自棄になりかねません・・・とても精神力の強い人だなぁと
思ったのは言うまでもなく、さらには面識の有無関係なく周囲を幸せに
楽しませてくれた"スナフキン"は
「病室は狭い でもネットで外の世界と 繋がっているから 大丈夫」
と言っていたそうです。

あの日記がまさか病院で書かれたものだったなんて、
そして帰らぬ旅に出てしまっていたなんて・・・・・

先にも書いたように面識はまったくありません。
でも、"スナフキン"の死は けろの心にずしんと重く重くのしかかっています。
 
 
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追記
その後、利用するblog内にスナフキンのコミュニティ『スナフキンの詩』が
立ち上げられました。
カレの日記をバックアップ。カレの存在を少しでも伝えることが
出来たらイイなと、けろも陰ながら応援しています。
お兄さんの手により、本人もメンバー内に参加しています。^ー^;
http://mixi.jp/view_community.pl?id=971417
※mixiをしている人しか見ることができません・・・。
 
 
 

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