何冊かまだレビューしてない本があるんだけど、
最速で読み終えました、コレ。
だからというワケじゃないんだけど、
速攻でレビュー・・・笑
この作品、視点は3つ。前回読んだ伊坂さんの作品より視点が減った分いくらか楽だった(笑
妻の敵討ちを胸に秘める鈴木。仇の父である寺原が経営し、仇もいるその会社に社員として潜入に成功したところだったけれど、敵討ちではないかという疑いをかけられ、バレる寸前。
巨体の自殺屋・鯨。・・・正しくは自殺させ屋、なんだろうけど。物語終盤は、過去に自殺させた人々の亡霊をまるで相方のように平然と、能力の一部にしてる。
一家皆殺しとなるとやる気が倍増する殺し屋・蝉はナイフ使いの達人。岩西という男の指示にもとづいて「仕事」をしている。
グロイ。
車に轢かれる寺原のバカ息子にしても、首吊り自殺する梶の秘書にしても、描写が容赦なく・・・ぐ、グロイ。
比較的こういう表現には「強い」方だと自覚しているつもりだったけど、こう立て続けだとさすがに「二度読むには勇気が要る」レベル。
ただ、読みやすさと物語のテンポが先へ先へと好奇心をかき立てて、あっと言う間に読み終えてしまったのは事実 ^ー^;
「都会は特に」
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 「穏やかに生きていくほうがよほど難しい」
そうだねぇ  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
キリキリしちゃうことが多くなったなぁ、妙に攻撃的になっちゃう時が。
だからこのクダリにはどきりとした・・・笑
伊坂氏のまるでパズルのような複数の視点から書かれる物語は、とても面白く読むことができるけど、いつかそれも飽きてしまう時がきてしまうのかなァ。と、ちょっとその気配を感じつつ・・・いや、今のところ飽きてしまう予定は見当たらない。と自身を軽く説き伏せる笑
構成うんぬん、なんだかんだ言っても、水戸黄門だって飽きないもんね。
そして『神様のレシピ』なるキーワードはここにもありました。
「オーデュボンの祈り」がけろにとって初伊坂作品だった、のは決して偶然ではないのだけれど、すべての作品に盛り込まれているのではないかと思うほど、『しゃべる案山子』と共にかなりキーワード。
なかなか通り過ぎない回送電車が、その後の鈴木を案じさせる終わり方・・・。
わかった方がいらしたら、教えて欲しい。
「足の悪い田中」によると、幻覚の兆候であると言っていますよね。
「信号はたいがい見始めの契機で、列車は目覚めの合図だったりします」と。
最速で読み終えました、コレ。
だからというワケじゃないんだけど、
速攻でレビュー・・・笑
この作品、視点は3つ。前回読んだ伊坂さんの作品より視点が減った分いくらか楽だった(笑
妻の敵討ちを胸に秘める鈴木。仇の父である寺原が経営し、仇もいるその会社に社員として潜入に成功したところだったけれど、敵討ちではないかという疑いをかけられ、バレる寸前。
巨体の自殺屋・鯨。・・・正しくは自殺させ屋、なんだろうけど。物語終盤は、過去に自殺させた人々の亡霊をまるで相方のように平然と、能力の一部にしてる。
一家皆殺しとなるとやる気が倍増する殺し屋・蝉はナイフ使いの達人。岩西という男の指示にもとづいて「仕事」をしている。
グロイ。
車に轢かれる寺原のバカ息子にしても、首吊り自殺する梶の秘書にしても、描写が容赦なく・・・ぐ、グロイ。
比較的こういう表現には「強い」方だと自覚しているつもりだったけど、こう立て続けだとさすがに「二度読むには勇気が要る」レベル。
ただ、読みやすさと物語のテンポが先へ先へと好奇心をかき立てて、あっと言う間に読み終えてしまったのは事実 ^ー^;
「都会は特に」
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 「穏やかに生きていくほうがよほど難しい」
そうだねぇ  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
キリキリしちゃうことが多くなったなぁ、妙に攻撃的になっちゃう時が。
だからこのクダリにはどきりとした・・・笑
伊坂氏のまるでパズルのような複数の視点から書かれる物語は、とても面白く読むことができるけど、いつかそれも飽きてしまう時がきてしまうのかなァ。と、ちょっとその気配を感じつつ・・・いや、今のところ飽きてしまう予定は見当たらない。と自身を軽く説き伏せる笑
構成うんぬん、なんだかんだ言っても、水戸黄門だって飽きないもんね。
そして『神様のレシピ』なるキーワードはここにもありました。
「オーデュボンの祈り」がけろにとって初伊坂作品だった、のは決して偶然ではないのだけれど、すべての作品に盛り込まれているのではないかと思うほど、『しゃべる案山子』と共にかなりキーワード。
なかなか通り過ぎない回送電車が、その後の鈴木を案じさせる終わり方・・・。
わかった方がいらしたら、教えて欲しい。
「足の悪い田中」によると、幻覚の兆候であると言っていますよね。
「信号はたいがい見始めの契機で、列車は目覚めの合図だったりします」と。
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