あぁ~、この面白さ伝わらんかのォ。


相方にそれとなく勧めてみたのだけれど

「これ!すっごく面白いの!!」

と言うと、過度の期待から面白さが半減してしまうといけないのでー・・・

「ねぇ、本とかさ、読まないの?
 たまには読んだら??」って言ってみたんだけどね~

ハマれば読むそうなのだが、どうも気のない返事だった。


そりゃそうだ。ハマれば読むさ!

それに、相方は文庫本より漫画の方が好きみたい。



ちぇ・・・読み始めれば絶対ハマるんだけどな!
この面白さ伝えたいぜィ。
 

先週から思い出したように読み始めた。
これで何度目になるだろうか、久しぶりに夏から順に開いたら止まらなくなった。
朝夕の通勤と、ひとりランチの時。
今日は朝から冬を読み始めて、この後寝しなにあと一区切り読んだら終わる。
4冊目の秋で全4巻。


先代が現れる夏の巻が好きだけど、冬に登場する武藤嶽男、阿部まりあ、荻原みどりといった濃い人物たちもなかなか捨て難い。
特に、阿部まりあはきんぴかシリーズに登場する人物でもあり、愛読者としてはちょっとミーハーな気分になる。笑

それにしても登場人物もさることながら、厳寒の冬に反して話が濃い。笑
ボルテージ上がりっぱなしのまま、夏と秋の人物像を覆す忙しなさも少々。
それだけに一気に読み進めてしまったのだろうけど。
なんとなく、浅田氏も一気に書いたのではないか?という気さえする。



そういえば、夏だか秋だかうろ覚えだけど、いや、秋だったか。
安藤優子氏のあとがきも面白かったなぁ。
もちろん、従業員風の浅田氏のあとがきも読んでいて顔がほころぶ。


さ、冬を読み終えてしまおう。

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