映画鑑賞 「ワタシの中のあなた」
映画鑑賞
厳密に言うと、お得意の「ネット無料配信鑑賞」
ま、どっちでもいいか。

2か月前に実家の猫を亡くしたこともあってか
『死』が気になって仕方がない。

両親が死んだら、
相方が死んだら、
自分が死んだら。

少なくとも、自分が死んだあと
自分のものをケアする人はいなくなるので
つまらないものは残したくないなぁ。
出来れば自分で処分しておきたい。


さて、映画鑑賞。
キャメロンディアス演じる母サラは弁護士のキャリアを捨て、白血病に侵された長女ケイトの面倒をみることに全力を注ぐ。
長男で兄のジェシーは失読症を患うも、ケイトほど気にとめられていない。
やがて、ケイトのドナーとなるべく遺伝子操作によって次女アナを授かるが
数年後・・・

アナは生まれた時から、姉ケイトにあらゆる提供をしてきた。
時には手術を要し、自らもつらい目にあって。
ついに13歳を過ぎたアナは、自分の身体は自分のものだと両親に対し訴えをおこす。
それは姉ケイトの死を意味することにもなるのだが・・・


物語を見ていて、姉妹はとても仲良しで強い絆をも見てとれる。
にもかかわらず唯一かつ目前のドナーであるアナはそれを拒む。
当然のことながら、母サラはブチギレる。

同じくがん患者でケイトのボーイフレンド、テイラーや
娘を失ったばかりの女性判事といった 伏線も若干ある中で、
ケイトを取り巻く人たちと、死というものに対しての考え方なんかが
じわー・・・・っと浸みてくる。


原作はまるで逆の結末になっているそうだ。
機会があったらぜひ読んでみたいと思う。

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