大分の旅　1日目

飛行機は成田発の午前中の便だった。
国内線だし、1時間前くらいに着けばいいよね。なんて
なめていたんだよね。油断していたのが一番の原因だったと思う。

まさか飛行機に乗せてもらえない事態になるなんて！！！

電車の時刻表は相方が調べていてくれた。
いつもの通勤とは異なるローカル線利用だ。
家を出る寸前になって、トイレ行っておこう。とワタシ。

駅まで来ると、快速通過待ちで電車が来ているのが見えた。
ワタシたちが乗ろうとしていた電車だ。
そこで走れば良かったのだけれど、のんきなワタシは「次でもいいよ～」と
根拠もなく言ってしまったのだ。

"次の電車"に乗ってから、到着時間をアレコレ調べたのだけれど
30分前には間に合わないけど、15分前には間に合いそうだった。
なにしろ第3ターミナルは、駅に着いてからの道のりが長い。

航空会社のHPで「チェックイン」について何度も見返したけど、国内線とは言えいろいろ手順があって微妙にわからん。
行ったらなんとかなると思っちゃったんだよね。
※実際は出発の30分前までにチェックインが必須。

第2ターミナル駅に到着後、第3ターミナルまで760m。走る走る････
ここで走るなら、駅前で電車を見たときに走れば良かったよ。つくづく！

チェックインカウンター前の自動チェックイン機に入力。
当然のことながら「係員にお知らせください」となるわな。笑

係員は非情にも「10分すぎていますので、乗れません」と言い放った。
しかし、「この後の飛行機に空席があれば、3,000円で変更できます」と教えてくれた。
この後の飛行機って、夕方の便かなァ。相方とドキドキしながらサービスカウンターの列で待っていると、
サービスカウンターの係員は冷淡極まりない感じで「明日なら空席があります」と言った。

絶望のドン底へ叩きつけられたような顔の相方。
こういう時、ワタシがしっかりしなければならない。( ；∀； )
返金がないのを承知で、強気に「では結構です」と言い返し立ち去ることに。

しかし、この後の予定を考えると、なんとしても本日中に大分に着きたい。。。




2時間後、われわれは羽田に居た。
気分を取り直し、羽田空港でのんびりランチをしていた。

ドン底の気持ちを引っ張り上げ、他の飛行機を探すべく
羽田に移動することにしたワタシたちは、移動の道すがら ネット検索により
ソラシドエアの予約に成功。
無事にチェックインを済ませると、ようやく相方も平静を取り戻してくれたのだった。

大分空港の到着は17時近くになってしまったので、どこへも立ち寄れはしなかったが
なんとか大分に到着出来ただけで達成感があった。


この件は、のちに「30秒8万円事件」と名付けた。