二泊三日の旅、1宿泊は鳥取港にある山田屋。

宿選定のため色々ネットで調べていると、松葉がにが売り込みのようで
晩御飯にはかに料理を・・・という流れに飲まれそうになったのだけれど
今回決めたこの宿の「元祖イカ丼」というものに、賭けてみることにした。

お宿は4階建てで、この港界隈では頭ひとつ突き出た建物だった。
1階はフロントと食堂で、ランチ営業をしているらしく朝御飯会場でもある。
2階は宴会場と宿泊部屋、宿泊部屋は3階にも4室あり、
4階は男湯と女湯、貸切風呂と3つの風呂があるようだった。

晩御飯のため2階の部屋へ。
宿泊部屋もそうだけど、ふたり客なのでいずれもこじんまりした6畳間。
ちょっと民宿的な感じだけど、お料理はどれも美味しく完食させていただいた。
「元祖イカ丼」はパッと見は、白いご飯にイカ刺が乗せられた小綺麗な丼ぶりだけど、(年齢を倍くらいにしたJUJUのような)給仕さんが
しきりに「混ぜて食べてね」と言うので、専用のタレ(サラサラの薄口醤油のようなイメージ)をひと回しして、箸を回し入れると・・・

あらびつくり!

塩辛のような濃い味のする 焼いたゲソが仕込まれていたのだ。
短冊切りのナガイモも入っていたし、大根おろしや生姜の千切りやなんかも色々相まって、とにかく今まで食したことのない味。それでいて好きな味。
おなかいっぱい~!と言いながら全部食べてしまった。

メバルも丁度良い甘辛さできれいに煮付けられていたし、
デザートの抹茶プリンもとろける感じがとても良かった。

JUJUは到着のときに部屋に案内してくれ、晩御飯の際に給仕をしてくれたのち
翌朝はお会いすることがなかったけれど
「寒気がしたらR-1を飲んでたら大丈夫」(ヨーグルトドリンク?)とか、
食事に夢中で手付かずにされた味噌汁を見て「お汁も飲みんさ~い」とか、
終始 世話焼きかあちゃんなキャラで、宿を出た後も相方とJUJUの口ぶりを真似して楽しんだ。


味覚のお宿 山田屋
http://www.kaninosato.com/food/index.html

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